英語学習において継続と振り返りは非常に重要な要素です。
本記事では、モチベーションに頼らず学習を継続する仕組みを作ること、そして定期的に振り返りの時間をとり、学習の進め方を軌道修正する方法を解説します。
英語学習完全ガイド(全4章)
【第1章】英語学習の目的と目標設定
【第2章】自分の英語レベルと学習タイプの知り方
【第3章】英語学習のロードマップと具体的な学習方法
【第4章】英語学習を継続する仕組みと効果的な振り返り方法(本記事)
この記事を書いた人

ヒカル | AI×英語コーチ
目次
英語学習が継続できない理由
そもそも英語学習の継続が難しい理由はなぜでしょうか? 大手英語コーチング会社のビズメイツによると、英語学習をした人の87.4%の人が英語学習に挫折していることがわかっています。 挫折理由として多いのは、 ・モチベーションの低下:62.9% ・継続するための自己管理ができなかった:51.5% ・英語の上達を感じることができなかった:39.2% とでした。(複数回答あり)

つまり、モチベーションの維持と適切な自己管理、そして英語の上達感を感じられる正しいアプローチができれば、英語学習を継続して行えるようになるといえます。
英語学習は”続ける仕組みづくり”が重要
それでは、モチベーション、自己管理、上達感の3つを最適化するにはどのようにすればよいのでしょうか。
モチベーションと自己管理に関しては、仕組みづくりを意識することが有効です。上達感は、後ほど紹介する振り返りを行うことによって感じることができます。
まず、ここではモチベーションと自己管理の仕組みづくりからご紹介します。
仕組みづくり①:英語学習のモチベーションを維持する方法
英語学習のモチベーションを維持するには、下記の4つの点を意識するとよいでしょう。
下記の4つは実際に私がやっていることで、効果を実感していることになります。

まず1つ目は学習の目的を明確化することです。
自分が「何のために英語を学習するのか」という目的意識が明確であればあるほど、モチベーションにつながります。また、目的設定によって自分の中での英語学習の優先度が明確になるため、趣味や仕事とどのくらいのバランでやるかも決めることができます。目的設定の方法については「【第1章】英語学習の目的と目標設定」で解説しているので、ぜひご覧ください。
2つ目におすすめしたいのが、目標達成ごとにご褒美を用意することです。
例えば、私は「TOEIC〇〇点」という目標を達成した際に、自分の好きなアクセサリーを買うなどというようなご褒美を設定しています。他にも「朝の英語学習が○日間続いたら行きたかったお店に行く」など行動指標にもご褒美を設定すると学習を継続しやすくなります。自分自身に対して適度にアメとムチを使い分けるのが学習のコツです。
3つ目は、英語学習をしている仲間を見つけることです。
周りに英語学習をしている人がいることで、一緒に頑張ろうという意識が芽生え続けやすくなります。また自分のモチベーションが下がってしまった際に、学習仲間と相談ことでモチベーションを上げることもできます。英語学習コミュニティなどに参加することも良いでしょう。
4つ目は、無理のない学習プランで進めることです。
高すぎる目標設定や困難なスケジュール設定をしてしまうと、英語学習を継続することができません。
自分のライフスタイルに合わせて無理のないプランニングを行いましょう。特に目的達成において明確な期限が決まっていない場合は、継続性を重視しして学習スケジュールを組むと良いでしょう。
仕組みづくり②:自己管理をする方法
自己管理をする上で最もおすすめしたいのが、月次、週次、日次の英語学習スケジュールシートを作成することです。
英語学習の目的から逆算し、月次→週次→日次ベースでToDoを明確にすることで、学習管理がしやすくなります。
■学習スケジュールのイメージ

学習の進捗を見える化することによって、もし遅れているのであればその分を休日の学習量を増やすなどの調整ができるようになります。
また、日次ベースのやることが明確だと、効率的に時間が使えます。
例えば、単語と文法の勉強、リスニング強化を目的としている場合は、下記のようなスケジュールを組むことが可能です。
- 8:00~8:30:通勤時間に単語帳を2章進める
- 19:00~19:30:帰宅時間にリスニング教材2章進める
- 23:00~24:00:文法の参考書を1章進める
単語やリスニングの勉強は電車の中でもできるので、通勤・帰宅時間を活用し、文法の勉強は帰宅後に集中してやるというようなイメージです。
やることを明確にすることによって、進捗の把握やスケジュール調整がしやすくなります。
また進捗の見える化はモチベーションの維持にもつながるので、ぜひお試しください。
月次・週次・日次ベースの目標設定方法は、「【第1章】英語学習の目的と目標設定」で解説しているので、ぜひご覧ください。
英語学習の効果的な振り返り方法
英語学習は定期的に振り返ることで、学習の軌道修正ができたり、上達感を感じることができます。
振り返り方法としては主に以下の4つが挙げられます。
上達感を感じる方法
- 定期的にテストを受ける
- 同レベルの洋書を読み、理解度の伸びを確認する
- 自分の英語を録音し、Before/Afterを比較する
- 第三者に評価してもらう
一番王道な方法は、定期的にテストを受けることです。
月1回を目安にテストを受験し、点数と弱点で記録するようにしましょう。数字が上向く過程を折れ線で可視化すれば成長が一目でわかり、弱点項目を洗い出せば対策優先度も明確になります。点の動きが小さくても改善点が見えれば達成感が得られるでしょう。時間やコスト面で難しい場合は過去問題集を解いて確認するのも手です。
また洋書を読み、理解度の伸びを確認する方法もおすすめです。
同じレベルの洋書を選び、1冊目を読んだ2〜3か月後に2冊目を読んでみましょう。
分からなかった単語や文章に蛍光ペンを引きその量を見ることで、視覚的に理解度の伸びが追えます。また、要約できるかをチェックすれば読解力とアウトプット力も測ることも可能です。
理解できなかった文法や単語の炙り出しにも有効なので、ぜひやってみて下さい。
もし英語学習の目的が英会話であるのであれば、自分の英語を録音し、Before/Afterを比較することも有効な手段です。週の初めに英語で30秒独り言を録音し、同じ原稿を週末に再録音。発音の滑らかさや発言の間の長さを比較すると、進歩を実感できるでしょう。
ChatGPTに自身の録音を共有すれば、改善点を出すことも可能です。
また、もしオンライン英会話や英語コーチをつけている場合は、第三者からの評価をもらうこともおすすめします。
月1回でスピーキングをチェックしてもらうい、どのような点が良くなっているかフィードバックすてもらうと良いでしょう。また、合わせて自分では気づきにくい表現や発音の癖を指摘してもらうことで、改善点が明確になり学習効率が跳ね上がります。
英語学習において、定期的な振り返りはとても重要です。
ぜひ、自身の学習スタイルに最適な振り返りを行ってください。
仕組みと振り返りで英語学習を加速させよう
英語学習は根性論だけでは続きません。習慣を自動化する仕組みと、成長を数字と記録で確かめる振り返りを両輪に据えれば、学ぶほどに成果が見える好循環が生まれます。
今日から一つずつ取り入れ、ぜひ3ヶ月後のご自身の英語力を振り替えっていただければ幸いです。

